ホヌゲームズで販売予定のペソアについてご紹介します!
Orlando Sáの新作ゲームです。
システムとしてはワーカープレイスメント、ハンドマネジメント。
プレイヤーは、ポルトガルの国民的作家「フェルナンド・ペソア」の中に実際にいた別の人格になり、詩を書いていきます。
【ゲーム特徴】
このゲームの特徴は大きく分けて3つあります。
特徴1. 自分のワーカーに加えて、誰でも動かすことができるワーカーが存在する
手番では基本的に、「ワーカーを移動させる」+「移動した場所のアクションを実行する」を繰り返します。
移動できる場所は5つある(下図で番号が振られている)のですが、1〜4へは同時に2人以上入ることができません。何人でプレイしても常にワーカーは4つ使用するのでとても狭いですね。
移動したい場所に行けない時に、誰でも動かすことができる5つ目の黒いワーカーを使用します。
このワーカーは例外で、他のプレイヤーのワーカーが置かれている場所へ移動させることができ、自分のワーカーを移動させたかのようにその場所のアクションを実行できます。
しかし、黒いワーカーを動かす権利はゲーム中常に誰か一人しか持つことが出来ません。各プレイヤーは「エネルギー」を持っていて、それを自分の手番で支払うことで黒いワーカーを動かす権利を手に入れることができます。もともと権利を持っていたプレイヤーはその時に自動的に権利を失います。
特徴2. プレイヤーボードを強化していく
各プレイヤはプレイヤーボードを持ちます。
プレイヤーボードには様々な情報がありますが、主なものは
・手札上限
・詩を書いた時に出したカードに描かれたマークから獲得出来る点数
です。そして、その全てをゲーム中に強化することができます。
点数効率を上げられるのでとても重要な要素です。
ちなみに、プレイヤーボードを強化できるアクションスペースは1ヶ所しかありません。
特徴3. 詩を書く
点数を稼ぐ主な方法です。
ゲームではカードを集めて、そのカードを使い詩を書きます。
詩を書く時のカードの出し方は以下のルールに従います。
・3〜5枚のカードを出す
・数字の小さい順に重ねて出す
・同じ数字のカードは一度に2枚以上出すことができない
詩を書いたら、出したカードから点数を獲得します。
・カードには3種類のうちどれか1つのマークが描かれており、そのマークから何点獲得できるか自分のプレイヤーボードで確認して点数を計算します。(初めはどのマークも1点です)
・同じマークのカードを重ねるとボーナス点を獲得できます
・詩を書くのに使用したカードの枚数に等しい点数を獲得できます。ちなみに数字は1〜5しかないので、数字被りなしで5枚出すのは難しいです。
また、詩を書くたびにその時使用したカードのうち1枚を別にしておきます。
ゲーム終了時、別にして集めていたカードを使って最後に1回詩を書くことができます。
まとめ
他にも細かい要素がたくさんありますが、主な内容はこんな感じです。
ゲームに変化を加えられる「モジュール」が2種類含まれており、1つだけ入れることも2つとも入れて遊ぶこともできます。
特に1つ目のモジュール「上級異名ボード」では、各プレイヤーのプレイヤーボードに非対称性が加わり、リピート性が上がります。
また、ソロプレイも可能です。ちょっとしたキャンペーンモードもあるのでぜひ試してみてください。
2022年1月13日 21時〜にホヌゲームズにて販売予定です!
また、いくつかの取り扱い店舗様でも、1月14日以降にゲームが入荷次第販売致します。
5940円(税込)