ホヌゲームズで販売予定のハウス・オブ・ボルジアについてご紹介します!
ダイスゲーム「ブラフ」のシステムを使った正体隠匿ゲームです。
各プレイヤーは自分の支持する枢機卿が割り当てられます。それを他のプレイヤーにバレないようにしながら、割り当てられた枢機卿が選挙で当選するようにします。
【ゲームの大まかな準備】
テーブル中央に枢機卿マットを並べ、それぞれに影響力トークンを2個ずつ置きます。
各プレイヤーはつい立てと人数に応じた個数のダイスを受け取ります。自分が支持する枢機卿を表すカードをランダムで1枚受け取り、他のプレイヤーに見えないようにしておきます。
【遊び方】
ラウンドが始まったら、全員は自分のダイスをつい立ての中で全て振ります。
そして、手番プレイヤーは、5種類あるアクションの中から実行したいアクションを1つ選び、そのアクションに対応するダイス目がプレイヤー全体で何個出ているかを予想します。その個数を越えないように「アクション名+個数」を入札します。
例えば「賄賂3個」のように入札します。
入札したプレイヤーの左隣のプレイヤーは、その入札が正しいかどうかを考えます。
・正しいと思ったら
どうぞと言って入札したプレイヤーはそのアクションを実行します。
・入札が間違っていると思ったら
「ブラフ」と宣言し、全プレイヤーはつい立ての中を公開し、入札されたアクションのダイス目が何個あるか数えます。
入札された個数≦実際にあった個数→入札したプレイヤーはそのアクションを実行し、「ブラフ」を宣言したプレイヤーは自分のダイスを1個失います。
入札された個数>実際にあった個数→入札したプレイヤーはそのアクションを実行できず、ダイスを1個失います。
もし「ブラフ」と宣言されなければ、入札したプレイヤーの左隣のプレイヤーが入札する番になります。この時、入札できる数は直前で入札された数よりも大きい数字でなくてはなりません。入札するアクション名は別のものに変えて構いません。
誰かがダイスを1個失ったら、ダイスを全て振り直して新たなラウンドを始めます。これを、誰か1人のダイスが全て無くなるまで続けます。
ここの部分のルールはダイスゲームの「ブラフ」とほぼ一緒ですね。
では、アクションの説明に移ります。
アクションは全部で5種類あります。
・賄賂
任意の枢機卿マットを1枚一番上か一番下に移動させます。
ちなみに、ラウンド終了時に、上の方に置かれている枢機卿マットには自動的に影響力トークンが追加されます。
・毒
任意の影響力トークンを2個取り除きます。
・判決
任意の影響力トークンを2個移動させます。
・告訴
反教皇マーカー(黄色のトークン)を任意の枢機卿マットの上に置きます。
反教皇マーカーが乗せられている枢機卿マットは影響力トークンを置いたり取り除いたりできません。
・噂
他のプレイヤーの前に任意の噂カードを1枚置きます。
噂カードには枢機卿に対応したマークが描かれています。ゲーム終了時に、本来であれば勝利していたはずのプレイヤーの前にそのプレイヤーが秘密裏に支持している枢機卿に対応する噂カードが置かれていると、勝利できなくなります。
繰り返しになりますが、誰か1人がダイスを全て失ってしまったらゲーム終了です。
最後に各プレイヤーは、自分が支持する枢機卿マットに残ったダイス×2個の影響力トークンを追加します。
そして最も影響力トークンが置かれている枢機卿マットに対応するカードを持っているプレイヤーが勝者です。
ダイスゲームの「ブラフ」をプレイしたことある方ならすぐにルールを理解できると思います。正体隠匿ゲームではありますが、会話する必要がないので、人狼が苦手でも遊びやすいです。
2021年10月17日 21時〜にホヌゲームズにて販売予定です!
基本的には言語依存の無いゲームですが、サマリーに言語依存があるため和訳シールもお付けします。
3520円(税込)