【ゲーム紹介】ドンピエール

ホヌゲームズで販売予定のドンピエールについてご紹介します!

PYTHAGORAS社の姉妹メーカーPile Up Games社より発売されたDom Pierre。

作者はCaféや6 castlesなどでお馴染みのRôla&Costaです。

 

プレイヤーはメゾン・ド・シャンパーニュ(シャンパン製造業者)になり、ぶどうの栽培からシャンパンの販売までを主に行い名声を稼いでいきます。

 

手番では、

 

・アクションの選択(1つ)

・アクションの実行(orワーカーの解雇)

 

を繰り返していきます。

 

 

・アクションの選択(1つ)

アクションは6種類あり、個人ボードにその6種類が描かれています。

 

どのアクションにするか決めたら、そのアクションに対応するアクションディスクを1スペース上へ動かします。

 

アクションディスクが上へ行くほど、1回の手番でそのアクションを実行することができる回数が増えるので、ゲームが進むにつれてアクションが強くなります。

 

・アクションの実行(orワーカーの解雇)

前述の通り、アクションは6種類あるのですが、ここでは主な3種類のアクションを少し詳しく紹介します。

 

1.ぶどう畑アクション

このアクションでは、ぶどうを収穫します。

 

袋からぶどうトークンをランダムで引いて、既に置かれているぶどうトークンに隣接するようにぶどう畑に置きます。

その後、色を1色宣言し、今置いたぶどうトークンの周り8スペースにその色のぶどうトークンが何個あるか数えます。

その数に等しい数字で宣言した色の収穫タイルを獲得し、自分のプレス機に置きます。

 

2. ワインセラーアクション

プレス機を起動させて、そのプレス機に置かれている収穫タイルをシャンパンタイルにします。

 

3つあるプレス機のうち1つを選んで、そこに置かれている収穫タイルの数字を合計します。その数字に等しいシャンパンタイル(樽かボトルか選ぶ)を獲得してプレス機に置きます。

これを2回繰り返して同じプレス機に2枚のシャンパンタイルを生産します。

 

3. 販売アクション

シャンパンを販売して点数を獲得します。

 

持っているシャンパンタイルを選んで、どの道(道が4本ある)で販売するかを決めます。

 

シャンパンタイル+道のボーナス+市場カードのボーナス(他にもボーナスがありますが割愛)をして、最終的な値によって決められた点数を獲得します。

上記の例では、7(シャンパンタイルの値)+2(市場カードのボーナス)+2(道のボーナス)=11です。

最終的な値が11の場合は、比率タイルという点数表の一番下に書かれている点数(今回は9点)を獲得します。

 

 

 

 

この3つのアクションを中心に進めていきながら、他3つのアクションで補助をしたり(ワーカーを配置するなど)、より点数を多く稼ぐための目標カードを集めたりしていきながら点数を稼いでいきます。

 

また、シャンパンを生産する過程で、最高のシャンパンを作ったり効率よくシャンパンを作ることに成功すると(つまり、いくつかの条件を満たすと)威信を獲得でき、威信を多く集めるとゲームに有利になります。

 

シャンパン製造業者になってシャンパンを製造する過程をうまくゲームに落としこまれています。

Rôla&Costaのゲームらしく、少し変わったシステムがいくつも組み合わされているため、個人的に、一度プレイしただけでは、他のゲームの定石などからどのようにプレイしたら点数を多く稼ぐことができるか分からなかったため、コアなゲーマーの方でも新鮮なプレイを楽しめると思います。

 

 

2022/05/16の21時〜ホヌゲームズにて発売します!

8250円(税込)